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ゆかさん

  • 執筆者の写真: のも
    のも
  • 2024年8月2日
  • 読了時間: 6分

先日は感想へのお返事ありがとうございました!そちらも拝見しております〜お忙しい中わざわざご返信頂けて、詳しいお話も伺えて大変嬉しかったです…!

「聖火神に選ばれた神官本来はロイだったのでは説」

改めて聞いても読みたすぎるので、もしネタが浮かんでうっかり描いちゃった時は共有してくださると救われる命、あります!!


そして、め、めちゃくちゃ嬉しい感想の洪水をありがとうございました…!!!読んで頂いた上にこんな感想が言いにくいであろう本から色んな感情を読み取って頂けて……本当に感謝の気持ちでいっぱいです、孤独を極めしオタクにめちゃくちゃ刺さりました(T . T)

装丁をこれでもかと褒めて頂ける…!毎回表紙に絵を描かずに装丁だけで何とかしてるのですが、込めた概念全部拾って頂けてここだけでもうありがたさがカンストしている

朱玄城だったり朱き晩陽のク国だったり、赤はク国の象徴だと思っているのですが、ヒカリやリツが纏う色も、ヒカリが倦厭する血の色も、城下を焼いた火の色も、兄上の鎧の色も……あらゆる赤がク国にはあって、一色では表せないところが概念大好きオタクにとっては本当に狂おしいな……と思います。


普段ソローネさんやテメノスを全然描かないので、そう言って頂けてめちゃくちゃ安心します。

特にテメノス、本当に難しい

顔のバランスが……!!童顔の30歳って何!?状態で毎回顔が変わっちゃってンァァァになってたのでちゃんとテメノス推しの方に褒めて頂ける顔面になってて良かった……


本当に、何で私は推しの死体ばかり描いているんだ……?て原稿中何度も勝手に落ち込んでいて(あまりにも勝手)、ゆかさんがご遺体と表現してくださったことに何故かもう無性に泣けてしまってあかんですね

リツを尊重してくださってありがとうございます😭(?)

自分で手にかけた友人の亡骸をミッカちゃんに案内するヒカリ、描いててどんな気持ちなんだろうってずっと思いを馳せては自分の中でどうやっても図り切れるものではなくて、顔を描けなかったんですが、温かさを感じるって言って頂けたことで何故か私も救われた気持ちになりました

そこにあるのは優しさでいいんだ、という……


いやほんと、ヒカリもソローネさんも、まだ20代前半であまりの若さで背負うものや生い立ちが重すぎて、お互いきっと心の中で整理をつけて生きていくことは出来るんでしょうけど、それを適度な距離感を保ったままで共感して共有できる相手がいるの、すごく複雑な言い方ですが…良かったなと感じます。

ソローネさんにとっては、薄暗い気持ちを抱えつつも決して折れないヒカリの眩しさは安心するだろうし、ヒカリにとってもありのままに切り込んで向き合う時間を共有してくれるソローネさんとの関係はありがたくあるのかなと……(個人の願望かもしれないですが)


あとも〜〜〜そう、そうなんです😭

この本は…私がリツを悼みたくて描いた本だったので………

その部分を汲み取って頂けてダダ漏れで小っ恥ずかしくありつつも、そう感じて頂けて私が描きたかった感情は届いてるんだなあって嬉しくて、頂いた感想を読み返して反芻した時に職場で泣きました。

一生懸命生きたリツへの祈り、多方面にどうか届いてくれ………



本当にもう色々ありましたし恐ろしく時間かかりましたが、無事に出せてこうして読んで頂けて良かったです(T . T)

次?!?!!!?笑

今まで一つのジャンルで二冊以上本を出したことがないオタクなのですが、描きたいと思うネタが出たら悔いのないよう生み出したいですね……!💪


改めて、最強最高に命助かる感想をありがとうございました!!!!






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お疲れ様でございます。ゆかです。

この酷暑の最中、連日同じ人から暑苦しい量の文章が送られてくるという事態を起こしてしまって大変申し訳ありません…😭クソデカ長くなってしまいましたので、お時間のある時暇つぶしにでも読んでいただければ…。


新刊、拝読させていただきました。

まず表紙が天才的です。この赤‼︎これぞまさにク国の赤ですよね…彩度は低めで少し澱んだような模様で黒みがかかっていて、明け透けに言うと血の色といいますか、この赤がク国の歴史でありヒカリの色でありリツの色であるという…この色の表現だけでここまでク国、そしてお話の根幹にある「血」を表すことができるとは…感服致しました。そこに金の箔でタイトルと太陽と塀のマークがあって、これがまた光に翳すと光るじゃないですか。なんかそこに朝日が昇ってきて、希望を表現しているかのようで、いやもうここまで計算してるとしたら同人誌を愛し同人誌に愛された同人の神だろと思いました。神ですか?


そしてお話…前にもお伝えしたかもしれませんが、この最初のリツのお顔でまず情緒がやられる。細かいのですが、駆けつけたキャスティが状況を一瞬で把握して、リツを見ているから先にとヒカリを促した後のヒカリの顔でもやられました。何ていうか、自分が殺してしまった友であるリツ、でもその屍を踏み越えて進まなきゃいけない状況で、でもキャスティがリツを大切に扱った事で一瞬毒気を抜かれたような無垢な顔になるのが本当、ヒカリ…😭ないちゃう。


ソローネちゃんのお顔がうつくしすぎて全ページ本当にうつくしいです(?)また首輪を描かないことで読者にあ、このソローネは4章後なんだなと絵だけでスムーズに理解が進む所、やはり漫画の神では?


テメノスさんがかっこよすぎます。かっこよすぎます。ありがとうございます。この、童顔なんだけど若いんじゃなくて童顔なだけの30歳のお顔、よすぎる…。


リツのご遺体にハチマキが乗せられている様で泣きました。なんかただただ悲しいんだけどヒカリがご遺体と一緒に大事に持ち帰ってきて、ミッカに渡そうと思ったんだろうな…と思うとそこに温かな優しさがあって、不思議な感覚になります…この後、国王となったヒカリが民に語るシーン、ゲームでは優雅で威風堂々たる語り口に聞こえていたのに、この流れでみると彼が自分に必死に言い聞かせているような必死さ、泥臭さを感じてしまい、それでまたヒカリ…😭となるオタクなのだった。まだ21なんよ。


ソローネちゃんとヒカリが話すシーン、このお話のハイライトだと思ってるんですが、ソローネちゃんはきっとヒカリがリツを殺さなかったらヒカリにこの話はしてなかったと感じたんですよね。ソローネちゃんとヒカリは同じ血縁というだけでなく物理の強さや運命にどう付き合うかなどぽこぽこと共通点みたいなのがあって、分かりにくいけどちょっと別の括りでの仲間意識があるんじゃないかと思います。その中で決定的なのが、大切な人を手にかけたか否か。そこがあるからソローネちゃんも自分の気持ちを共有してみたい気持ちが湧いたのかなと。最後にヒカリが話したように、このお互いにどうしようもできない苦しさや後悔で表せないもっと複雑な心情を抱えて生きて行くこと自体を、共有できる人がいるということそのものが2人にとっての救いなのかな…😭


この御本、ヒカリとソローネちゃんのお話ではあるのですが、全体を通して感じたことはこれはのもさんのリツへの祈りだなと。本当に、置かれた境遇や運命に抗い大切なミッカだけを守る、幸せにするために生きた男だったリツが、願わくば次はそうした憂いのない世に生まれてほしい…😭


とにかくのもさんの愛が創り上げた素晴らしい御本でした。原稿の最中トラブルに見舞われながらの作業、大変お疲れ様でした…!🙏

次も(次も⁉︎)楽しみにしております…🙏




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